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天神矯正歯科
コラム
マウスピース型矯正装置とワイヤー矯正装置をはめた歯の模型

マウスピース矯正とワイヤー矯正はどっちがいい?│9つの違いを比較

「マウスピース矯正とワイヤー矯正はどっちがいい?」
「治療期間や痛み、仕上がりに違いはある?」

矯正治療を検討するとき、マウスピース矯正とワイヤー矯正のどちらがいいのか悩まれる患者様は多いです。

結論からお伝えすると、いずれもメリット・デメリットがあり、どちらがいいかは患者様の歯並びの状態やライフスタイル、希望などによって変わってきます。

この記事では、マウスピース矯正とワイヤー矯正の特徴とメリット・デメリットや、9つの違いを詳しく解説します。

抜歯を伴うケースや併用の可否といったよくある疑問にもお答えしていますので、自分に合った矯正治療を見つけたい方はぜひ記事を参考にしてみてください。

マウスピース矯正の特徴とメリット・デメリット

マウスピース型矯正装置をはめている女性

マウスピース矯正は、患者様一人ひとりの歯型をもとに製作したマウスピース型矯正装置を、1〜2週間ごとに交換しながら少しずつ歯を並べていく方法です。

透明度が高く目立ちにくいことから、近年では大人になってからマウスピース矯正を始める方も増えています。

メリット

マウスピース矯正は、見た目が目立ちにくいだけでなく、取り外しできるため日常生活で感じるストレスが少ない点が魅力です。

マウスピースには、以下のようなメリットがあります。

メリット内容
目立ちにくい透明度の高いプラスチック製のため、装着中でも目立ちにくい
取り外せる食事や歯磨きのときに外すことができ、生活の制限が少ない
食事の制限がないワイヤー矯正と異なり、硬いものや粘着性の強いものなども食べられる
痛みが穏やか1枚ごとの移動量が小さく、ワイヤー矯正に比べて痛みが抑えられる
口内を傷つけにくい滑らかな素材で口内を傷つけにくい
通院間隔が空きやすい2〜3か月に1回程度の来院で進められる場合がある
ゴールを共有しやすい治療開始前に3Dシミュレーションで治療後のイメージを確認できる

デメリット

装置を自分で管理できることはメリットである一方、場合によってはデメリットになることもあります。

治療結果が患者様自身の習慣に左右されやすく、装着時間を守られなければ治療計画通りに歯が動きません。

その他、マウスピース矯正の主なデメリットは以下の通りです。

デメリット内容
装着時間の自己管理が重要1日20〜22時間の装着を守らないと計画通り歯が動かない
治療が難しい症例もある大きな移動や複雑な動きを伴う症例は対応が難しい場合がある
つけ外しの手間がかかる飲食の度に外し、食後に再装着する必要がある
装着したまま飲食はできない水以外は、飲み物を飲むときに外す必要がある
装置の洗浄が必要汚れたまま使うと虫歯や口臭のリスクが高まる
紛失・破損のリスクがある失くしたり壊したりすると、再製作で治療が遅れたり追加費用が発生することがある

ワイヤー矯正の特徴とメリット・デメリット

ワイヤー矯正の調整を行っている様子

ワイヤー矯正は、歯の表側や裏側にワイヤーとブラケットを装着して歯を動かす方法です。

「矯正治療」と聞いて多くの方がイメージするのが、ワイヤー矯正でしょう。

ワイヤー矯正は見た目を気にされる方も多いですが、透明のクリアブラケットやホワイトワイヤーなどを使用することで、目立ちにくくすることも可能です。

メリット

ワイヤー矯正は矯正歯科医が力の方向や強さを細かく設計できるため、歯をコントロールしやすいことが大きな特徴です。

歴史が長く、難症例を含む幅広い症例に対応できます。

メリット内容
対応できる症例が広い重度の叢生や抜歯を伴うケースでも治療しやすい
装着時間を自己管理する必要がない固定式のため装着時間を意識せずに済み、付け忘れの心配もない
歯を三次元的に動かせる歯の傾き、位置、回転、歯根の動きなど細かくコントロールできる
微調整がしやすいワイヤーやゴムで細かく修正できる
治療期間が短い傾向にあるマウスピース矯正よりも治療期間が短くなることがある

デメリット

「表側矯正」の場合、歯の表面にワイヤーやブラケットを装着するため、見た目が目立ちやすいことがデメリットです。

ただし、透明なクリアブラケットなどを使用したり、歯の裏側にワイヤーやブラケットを装着する「裏側矯正」を選ぶなど、目立ちにくくする工夫は可能です。

デメリット内容
目立ちやすい表側矯正では装置が見えるため、金属の場合は特に見た目が気になりやすい
歯磨きの難易度が上がる装置の周囲に汚れが残りやすく、丁寧に磨く必要がある
食事に制限がある硬いものや粘着性の高い食品などには注意が必要
痛みが出ることがある調整直後の数日間は、締めつけ感や痛みを感じることがある
粘膜を傷つけることがあるブラケットやワイヤーが粘膜に当たり、口内炎ができる場合がある
自分で取り外しができない食事や歯磨きの際も装置を付けたまま過ごす必要がある

マウスピース矯正とワイヤー矯正の違いを9項目で比較

マウスピース矯正とワイヤー矯正は、装置の見た目だけでなく、歯の動かし方や自己管理の必要性、通院頻度などさまざまな違いがあります。

マウスピース矯正とワイヤー矯正の違いを9つの項目に分けて、表にまとめました。

なお、治療期間や通院頻度などは症例や治療計画によって異なるため、あくまで目安です。

比較項目マウスピース矯正ワイヤー矯正
①見た目透明で目立ちにくい表側は目立ちやすい(裏側は気づかれにくい)
②歯磨き・食事外せるため普段通り工夫が必要で食事にも制限がある
③痛み穏やかで、強い痛みは出にくい調整直後に締めつけ感が出やすい
④自己管理1日20〜22時間の装着が前提固定式のため手間が少ない
⑤対応可能な症例軽度〜中等度が中心(難症例は要相談)幅広い症例に対応しやすい
⑥歯の動かし方押すことで動かす。少しずつ押すことで、歯への負担を抑えつつ移動する引っ張ることで動かす。一定方向に強い力を加えやすい
⑦治療期間(全体矯正)1〜3年程度1〜3年程度(ややマウスピース矯正より早くなるケースがある)
⑧通院頻度2〜3か月に1回程度1か月に1回程度
⑨金属アレルギー金属を使用しないため金属アレルギーの心配がない金属アレルギーがある方は事前に相談が必要

マウスピース矯正とワイヤー矯正、自分に合っているのはどっち?

「結局どちらを選べばいいの?」と迷ってしまっている方もいるかもしれません。

以下で、それぞれの矯正方法が向いている方の特徴を紹介しますので、治療を選ぶ際の参考にしてみてください。

マウスピース矯正が向いている方ワイヤー矯正が向いている方
・矯正装置を目立たせたくない方
・食事や歯磨きで装置を外したい方
・仕事や接客など人前に出る機会が多い方
・決められた装着時間や交換時期を自己管理できる方
・通院回数や頻度をできるだけ抑えたい方
・金属アレルギーがある方
・楽器の演奏やスポーツなどを続けたい方
・重度の出っ歯や受け口など大きな移動が必要な方
・マウスピースの装着時間を毎日管理するのが難しい方
・装置を自分で着脱する手間を避けたい方
・費用を抑えたい方

なお、歯並びによってはマウスピース矯正を選択できないケースもあります。

矯正歯科では、精密検査を行ったうえで適した方法を提案してもらえるため、矯正治療の方法に迷ったらまずは一度相談してみましょう。

天神矯正歯科のマウスピース矯正とワイヤー矯正の特徴

ワイヤー矯正装置のついた歯の模型とマウスピース型矯正装置を持っている手元

天神矯正歯科では、マウスピース型矯正装置(インビザライン、エンジェルアライナー)だけでなく、表側ワイヤー矯正・裏側ワイヤー矯正・部分矯正(MTM:Minor Tooth Movement)まで幅広い装置に対応しています。

日本顎咬合学会認定医や日本矯正歯科学会認定医といった資格を持つ2名の矯正歯科医が診断から治療計画まで関わる体制を整えており、他院で治療が難しいと判断された症例や再矯正の相談にも対応しています。

マウスピース矯正

当クリニックでは、世界100カ国以上で2,300万人以上の治療実績(2026年7月時点)を持つ代表的なマウスピース型矯正装置「インビザライン」のほか、「エンジェルアライナー」を取り扱っています。

エンジェルアライナーはアジア人の骨格や歯並びに特化していることが特徴で、素材が柔かく違和感も抑えられる傾向にあります。

また、マウスピース矯正は治療でかかる金額を最初に提示する「トータルフィー制」のため処置料が別途かからず、追加費用が心配な方にも配慮しています。

【天神矯正歯科のマウスピース矯正の特徴】

  • インビザライン、エンジェルアライナーに対応
  • トータルフィー制で処置料が別途かからない
  • アンカースクリューとの組み合わせやワイヤー矯正との併用で難症例にも対応
矯正方法種類・内容料金(税抜)
マウスピース型矯正装置
(インビザライン・エンジェルアライナー)
全体矯正100万円
部分矯正(両顎 / 片顎全体)65万円
部分矯正(片顎)45万円
矯正中の診察料無料

※価格はすべて税抜きです。

▶当クリニックのマウスピース型矯正装置(インビザライン・エンジェルアライナー)

ワイヤー矯正

天神矯正歯科では、表側矯正だけでなく、裏側矯正(ハーフリンガル、フルリンガル)、部分矯正(MTM:Minor Tooth Movement)など複数のワイヤー矯正に対応しています。

追加料金なしで透明のクリアブラケットへの変更が可能なため、表側矯正でも目立ちにくくすることが可能です。

難症例にも対応しておりますので「他院で断られてしまった」「手術には抵抗がある」という方もぜひ一度お気軽にご相談ください。

【天神矯正歯科のワイヤー矯正の特徴】

  • 表側・裏側矯正(ハーフリンガル、フルリンガル)、部分矯正に対応
  • 目立ちにくいクリアブラケットも追加料金なしで使用可能
  • アンカースクリュー併用で口ゴボ、ガミースマイル治療も可能
矯正方法種類・内容料金(税抜)
表側矯正(ワイヤー矯正)
全体矯正90万円
部分矯正30万円〜
処置料6,000円 / 回
クリアブラケット・矯正用ゴム無料
裏側矯正(舌側矯正)Brava(ブラーバ)矯正100万円
ハーフリンガル120万円
フルリンガル150万円
部分矯正50万円〜
処置料8,000円〜1万円 / 回

※価格はすべて税抜きです。

▶当クリニックのワイヤー矯正(表側矯正・裏側矯正)

▶当クリニックの部分矯正(MTM:Minor Tooth Movement)

▶ガミースマイルは矯正治療でどこまで変わる?当クリニックの実際の症例写真や動画で解説

▶【矯正専門医が語る】オートローテーション矯正とは?|治療の本質とリスク、適応と限界

マウスピース矯正とワイヤー矯正についてのよくある質問

歯の模型を持って患者様に説明している歯科医療従事者

ここでは、マウスピース矯正とワイヤー矯正についてのよくある質問を紹介します。

Q:マウスピース矯正とワイヤー矯正はどっちが安いですか?

A:矯正治療は自由診療のため、クリニックによって費用は大きく変わります。

一般的には、表側のワイヤー矯正が60万〜120万円程度、裏側矯正が100万〜160万円程度、マウスピースによる全体矯正が60万〜120万円程度が費用相場です。

軽度の症例の場合、マウスピースの方が安くなることがありますが、症例によって異なるため一概にどちらが安いとはいえません。

▶歯列矯正の費用相場を種類・症状別に解説!安く抑える方法も

▶歯科矯正したいけどお金がない!今すぐ治療を始める方法と負担を抑える対処法

Q:マウスピース矯正とワイヤー矯正はどっちのほうが早く終わりますか?

A:治療期間は歯並びや管理の状態によっても変わるため一概にはいえませんが、固定式で24時間常に力がかかり続けているワイヤー矯正の方が、治療期間が短くなることがあります。

実際の治療期間は歯並びの状態や治療内容によって変わるため、詳しくは矯正歯科で精密検査を受けたうえで比較しましょう。

Q:マウスピース矯正とワイヤー矯正で仕上がりに違いはありますか?

A:知識や技術を持つ矯正歯科医が、適応症例に対して行った治療であれば、マウスピース矯正とワイヤー矯正で最終的な仕上がりに差は出にくいと考えられます。

ただし、骨格的な問題がある症例や噛み合わせを厳密にコントロールする必要がある症例の場合、ワイヤー矯正を選んだほうがより良好な結果を目指せることもあります。

Q:抜歯が必要な場合もマウスピース矯正で治療できますか?

A:抜歯を伴う場合でも、症例によってはマウスピース矯正で治療可能です。

ただしすべてのケースに対応できるわけではなく、ワイヤー矯正を勧められることもあるでしょう。

Q:マウスピース矯正とワイヤー矯正は併用できますか?

A:マウスピース矯正とワイヤー矯正は併用可能です。両方を組み合わせた方法はハイブリッド矯正やコンビネーション矯正と呼ばれます。

まずはワイヤー矯正で大きな移動や複雑な動きを済ませ、仕上げの段階からマウスピースに切り替えるという進め方が多いです。

まとめ

マウスピース矯正とワイヤー矯正には、どちらもメリット・デメリットがあります。

見た目・食事や歯磨きのしやすさ・自己管理の手間など、ご自身が重視したい部分をよく考えたうえで、自分に合った方法を選びましょう。

また、矯正治療は、担当する矯正歯科医の診断力と技術によって仕上がりに差が出ます。

装置の種類や安さだけでなく、矯正歯科医の経歴や実績も含めて検討することが大切です。

『天神矯正歯科』では、インビザラインとエンジェルアライナー、表側・裏側・部分矯正まで幅広い治療法に対応し、抜歯やアンカースクリューを含む処置を1院で完結できる体制を整えています。

「マウスピース矯正とワイヤー矯正で迷っている」という方は、お気軽に当クリニックまでご相談ください。